さっそく導入してみよう
ここではチュートリアルとしていちばん簡単なウェブフォームに機能を追加する過程を例を使って紹介します。
陽気に郵便番号検索チュートリアル
ビフォー
最も簡単な住所入力フォームとして次のようなHTMLを題材にしてみます。
ブラウザでは次のように見えます。
このHTMLに挿入するのは2箇所です。
アフター
独自の記述が必要な部分
特にHTMLフォームに特化した記述が必要な YZipCode
に関わる記述部分を解説します。
まず、機能を実装する(検索の文字列の元、キー入力に応じて反応する部分)HTMLの要素を特定します。
一般に要素に id
属性がついている場合は簡単です。スタイルシートでおなじみの #id
というセレクタ
で指定が可能です。
id
がない場合は、上の階層から指定する方法を探ります。今回の例では form
タグに id
があるので
これを起点に input
タグを選択します。
#sampleForm1 input[name=zipcode]
name 属性に zipcode という値がある input 要素を選択します。
これらを YZipCode
の初期化オプションとして指定すると次のようになります。
new YZipCode({ zipcode:"#sampleForm1 input[name=zipcode]", address:"#sampleForm1 input[name=address]" });